お客さまへのメッセージ お知らせ

2024/08/02

先週、皆さまへお伝えしました通り、夏枯れ相場が続いています。
枯れて動きが鈍くなるまでは足元のような上下に大きく振れる動きが何度も繰り返されるでしょう。これまでもそうでした。

僅か2年前、2022年にも景気後退(リセッション)だと世界が騒いだのは記憶に新しいです。
その後の2023年は大きく上昇し、2024年に入っても勢いが持続することで先進国の主要株価指数は最高値を更新しました。
本日時点でも2022年と比べると高い水準を維持している事実を確認することなく、いまこの瞬間の値動きに惑わされてはいけません。

下落を回避して市場が落ち着きを取り戻してから買い直す、と考えたとしても、それは多くの人ができないことです。
長期でコツコツ続けるのが大原則だとわかっていたけど、これまでの急ピッチな上昇を受けて、ついつい強欲派に感化されていたとすれば冷静になる良い機会でしょう。
各国の主要な株価指数の値動きを見ても想定される上下の振れ幅の範囲で収まっています。
いわば足元の値動きは普通に起こり得ることが起こっているだけなのです。

ポートフォリオを維持して、投資を続けることから逃げない。これが賢明なる投資家の行動です。
セゾン投信の2人のポートフォリオマネジャーも頭は冷静に且つ心は熱く、しっかりとポートフォリオを維持しています。
経済の成長を取り込み、株価の変動を追うことなく企業価値の成長に目を向けながら皆さまの大切なお金を運用しておりますので、今年の夏も一緒に乗り切っていきましょう。

セゾン投信株式会社
代表取締役社長
園部 鷹博